Interview

時代を超えた建物に、新たな息吹を

M.FUKUSHIMA

工事管理部 施設工事管理(建築士)

2018年入社

建物の不具合の原因を取り除く“建物のお医者さん”

当社が管理する建物の修繕、改修、増改築、原状回復や入居工事などにおける施工監理が私の仕事です。
当社の施工監理は、建物のどこに、どんな不具合があるのか、その原因は何かを究明し、具体的な修繕や改修のプランを立案するところから実際の施工現場の監理まで幅広く対応します。
人間でも病気になる前の「未病治療」が注目されていますが、実は建物も同じです。
不具合が決定的なものになる前にその原因を取り除くことが、建物の安全性や機能性を保ったり、資産価値を守ることにつながります。
その意味からも私はこの仕事を、“建物のお医者さん”だと考えています。

古い建物の魅力を未来に残すために

私は新卒で設計事務所に入り数年間勤務したのち、建設業界を離れて長らくパティシエとして働いていました。
そんな私が今の仕事に転職したのは、古い建物が持つ新築にはない魅力を、未来に伝える仕事をしてみたいという思いから。
近年、高度経済成長期に建てられた建物が老朽化を迎え、その多くが解体されています。
しかし、不具合を未然に防いだり、古い建物の良さを残しつつ新たな素材などで強化するなどの適切な処置を施せば、建物を長生きさせ、今の時代にあわせた住環境に生まれ変わらせることは可能です。
修繕や改修だけではなく、設備管理などから一貫して取り組む安田エステートサービスなら、そんな仕事に取り組むことができるのではと考えたのが当社に参加した最も大きな理由です。

さまざまな意見や発想に触れながら

建物の不具合の原因を正しく把握するには、定期的な設備点検やメンテナンスによる経過観察が欠かせません。
それを担うのは主に別部署の設備管理のメンバーたちですが、彼らとも連携し、広い視点で建物を守っていけるのも、管理から施工、清掃までの一貫体制が整った安田エステートサービスだからこその強みです。
施工を担う自分たちとはまた異なる視点を持った設備管理のメンバーたちと情報を交換したり、さまざまな意見を出し合っていると、自分の視野や観察力が広がっていくのを感じます。
また、フリーアドレスを導入している当社では、自社メンバーだけではなく、グループ企業の社員と隣り合わせで仕事をすることも少なくありません。
全く畑違いの人との交流からさまざまな刺激を受け、それが自分の仕事に関する思いがけないアイデアにつながることもあります。

何歳からでも成長できる

今の業務では、工法から使用されている資材の種類まで、本当にさまざまな分野に関する知識や情報が必要になります。
そんな新たな学びをしっかりと後押ししてくれる制度や風土が整っていることも当社の魅力のひとつ。
私自身も入社前までの知識、経験では足りていないと思い、入社後に幾つかの資格を取得しましたが、費用負担などの制度に加えて、先輩、同僚に業務を支援してもらえたことが、大きな助けになりました。
建設業のブランクが長かったこともあり、入社当初は不安もありましたが、上司や先輩、同僚はもちろん、他部署のメンバーや協力会社の方など、多く方に支えられながら、業務に従事することができました。
経験が浅い方や他業種の方でも、会社としてフォローしてくれる環境があることも安田エステートサービスの魅力です。

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